この記事では、「タスクスケジューラ」を用いてパソコンを指定時間で自動スリープに設定する方法をお伝えします。
パソコンを使っていると、つい時間を忘れてしまうことってありませんか?

夜更かしをして次の日に寝不足になることも。。。
そんなとき、予め指定した時間にスリープになったら止めざるを得ませんよね。
以下では、例として私が設定している毎日24時に強制的にスリープにする方法を説明します。
「タスクスケジューラ」はWindowsの標準機能なので、特にインストールなどの必要はありません。
タスクスケジューラの起動
まずは、タスクスケジューラを起動します。
スタートボタンをクリック or Windowsキーでスタート画面を開き、「タスクスケジューラ」と検索します。
検索結果に時計アイコンのタスクスケジューラが表示されますので、クリック or Enterキーを押します。
起動すると以下の画面になります。

基本タスクの作成
次に、タスクと呼ばれるものを作成します。
右側の「基本タスクの作成」をクリックすると「基本タスクの作成ウィザード」が開きます。
名前を適当にスリープなどと付けます。

「次へ」をクリックすると、タスクを実行する「トリガー」の選択になります。
頻度や、パソコンのログオン時などを選択することができます。
ここでは、毎日とします。

次に、時間を決めます。
ここでは、0時00分00秒とし、間隔は1として「次へ」をクリックします。

「プログラムの開始」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をクリックします。

プログラム/スクリプトのところに、
と入力し、
引数の追加のところに、
と入力します。
コピー&ペーストで大丈夫です。

「次へ」をクリックし、「完了」をクリックすればタスクが作成されます。

これで毎日24時に自動でスリープになるタスクができました。
動作の確認
実際に動くかどうかを念の為確認しておきましょう。
「タスクスケジュールライブラリ」をクリックすると、タスクの一覧が表示されます。

先程作成した「スリープ」というタスクを選択します。
実行をクリックして、パソコンがスリープになれば成功です。

パソコン自動スリープで夜更かし防止、眼の疲れ予防
この記事では、Windowsの標準機能「タスクスケジューラ」に指定時間に自動でスリープに設定する方法をご紹介しました。
これで夜遅くまでパソコン作業をしてしまう悪い癖を止めることができます。
パソコン作業の後には、ホットアイマスクで疲れを取るのがおすすめです。
タスクスケジューラではこの他にも、毎日繰り返し行っている作業などを登録することで、作業を効率化、自動化することができます。
タスクスケジューラのその他の使い方については別の記事で書きたいと思います。
逆に、スリープを自動で解除してアラームとして使う方法を以下の記事にまとめています。