皆さん、メールにはHTMLメールとテキストメールの2種類が存在することをご存知でしょうか。
HTMLメールとテキストメールの違い
HTMLメールとは、
のことで、
テキストメールとは、
のことです。
HTMLメールは、文字のサイズや色などを自由に変更できたり、画像を表示できるなど視覚に訴えることができるため、メルマガなどでよく使われます。
しかし、ビジネスメールではテキストメールがよく使われます。
それはHTMLメールには以下のような問題があるからです。
HTMLメールの問題①セキュリティ
ウイルスなどを送ることができるため、セキュリティ上の問題があります。
ウイルスに感染した人が気づかないまま、他の人に感染させてしまう危険性もあります。
HTMLメールの問題②設定や使用環境に依存
HTMLメールの受信を拒否していたり、自動で迷惑メールに分類されるように設定している企業などもあるため、相手の人にメールを見てもらえない可能性があります。
また、受診者がHTMLメールに対応していないメールソフト(Outlook、Thunderbirdなど)を使用している場合は、正しく表示されない可能性があります。
こうした問題を避けるため、ビジネスの場では、テキストメールが使われることが多いのです。
以下では、Googleのフリーメールサービス「Gmail」でHTMLメールからテキストメールに変更する方法をご紹介します。
GmailでHTMLメールからテキストメールに変更する方法
Gmailを利用している方は多いと思いますが、
デフォルトではリッチテキストモード(HTMLメール)になっていることをご存知ですか?
確認するためには、まず新規メールを作成します。

右下の点が3つ並んでいるところをクリックします。
プレーンテキストモード(テキストメール)の前にチェックが入っていなければリッチテキストモード(HTMLメール)になっています。

ここで、プレーンテキストモードをクリックすることでテキストメールに変更できます。

一度設定をしておけば、次からはデフォルトで変更が反映されたままになるので便利ですね。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、HTMLメールの危険性と、Gmailでテキストメールに変更する方法をご紹介しました。
とても簡単に変更できるので、今まで意識していなかった人は少し気をつけてみてください。
- 伝わるメールを書くための基本がわかる
- もっと早くメールを読み書きするための実践テクニックがわかる
- 著者はビジネスメール教育の専門家
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