この記事では、虹の色の順番と覚え方について説明し、可視光線の波長とエネルギーの大小関係について説明しています。
また、光の波長を入力することでエネルギーの大きさを自動で計算できるフォームが埋め込まれています。
虹の色の順番と覚え方
虹の色の順番
虹の色の順番は、日本では赤・橙・黃・緑・青・藍・紫の順番で並んでいるとされています。
しかし、虹の色は国によって見え方が異なってきます。
例えばアメリカでは日本の7色から藍色が抜けた6色とされており、ドイツではさらに紫色が抜けた5色とされています。

アメリカ:赤・橙・黃・緑・青・紫
ドイツ:赤・橙・黃・緑・青
これはその国にその色を表現する色があるかないかによって変わってくるため、中には2色や8色としている国もあります。
虹の色の覚え方
虹の色の覚え方は、波長の長い順に
せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し
です。
これらの色の光は人が見える光の波長の範囲、可視光線と呼ばれています。
可視光線の波長の範囲は約400~800nmとされています。
可視光線の波長・エネルギー
虹の色に対応する波長を表にまとめました。
色 | 波長 | エネルギー |
赤 | 656.3nm | 1.889eV |
橙 | 589.3nm | 2.104eV |
黃 | 580.0nm | 2.138eV |
緑 | 546.1nm | 2.271eV |
青 | 486.1nm | 2.551eV |
藍 | 434.0nm | 2.857eV |
紫 | 396.8nm | 3.125eV |
光の波長が短いほど、振動数は大きくなるためエネルギーが大きくなります。
光の波長を入力することでエネルギーの大きさを自動で計算できるフォームを作成しましたので、上の可視光の波長を入力して確認してみてください。
紫よりも低波長でエネルギーが大きいのが紫外線で、日焼けの原因となっています。
赤よりも長波長でエネルギーが小さいのが赤外線になります。
まとめ
日本の虹の7色の順番は「赤・橙・黃・緑・青・藍・紫」であり、その覚え方は「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」であることを説明しました。
虹の色の光は可視光線と呼ばれており、可視光線より低波長側に紫外線、光波長側に赤外線があります。
光の波長が短いほどエネルギーは大きくなります。
各波長に対するエネルギーの大きさを自動で計算できるフォームを埋め込んであるため、様々な波長を入力してみてください。
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