この記事では、TeXworks editorを使っている方を対象に文字のフォントとサイズを変更する方法をご紹介します。
私はデフォルトの設定だと文字が小さくて見にくいと思っていました。
そこで、文字のフォントとサイズをカスタマイズする以下の2種類の方法をお伝えします。
- 一時的に文字サイズとフォントを変更する
- 常時文字サイズとフォントを変更する
それぞれについてわかりやすく説明します。
設定した.texファイルでの一時的な変更
この方法では、設定した.texファイルを開いているときに一時的に、フォントやサイズを変更できます。
一時的に気分を変えたいときに使えます。
「フォーマット」の「フォント」をクリック
まずTeXworks editorでファイルを開いた状態にします。

上に表示されている「フォーマット」の「フォント」をクリックします。
フォントとサイズの変更
設定したいフォントとサイズにします。
私はフォントは游明朝、サイズは12にしています。
ゴシック体よりかは明朝体のほうが、文章がすっきり見えるのでおすすめです。

これで文字のフォントとサイズが一時的に変更されます。
常時全ての.texファイルで変更
この方法では、開いているファイルだけではなく、新しく作成したファイルも含めて全てのファイルで常時文字が変更されます。
自分のお気に入りの設定が見つかった方はこの方法で変えてしまうと良いと思います。
「編集」の「設定」をクリック
TeXworks editorを開いて、「編集」の「設定」をクリックします。

「エディタ」タブをクリック
設定画面が出てきますので、「エディタ」というタブをクリックします。

フォントとサイズの変更
エディタのデフォルトのフォントとサイズを自分のお気に入りのものに変更します。

変更後にTeXworks editorを再起動すると、変更が反映されます。
これで常に全てのファイルで文字の変更がされた状態で表示されます。
まとめ
今回は、TeXworks editorの文字のフォントとサイズを変更する方法として、以下の2種類をご紹介しました。
- 一時的に文字サイズとフォントを変更する
- 常時文字サイズとフォントを変更する
ときどき気分を変えて変わったフォントにしてみるのも面白いかもしれませんね。
少しでも参考になれば嬉しいです。
また、TeXで作業中に画像ファイルをフォルダにきれいに整理する方法を以下の記事で説明しています。
卒業論文や修士論文でTeXを使い始める方には、奥村さんの本を持っておくと参考になります。
- LaTeX入門の定番の本
- 基礎から高度な部分まで幅広く網羅
- 付録DVD-ROMでTeX Live 2020を簡単にインストールできる